Jebiotto: Love Song Duet

Tokyo synth-punk trio Jebiotto set out to be an 80s stadium rock band but got lost somewhere between Dan Deacon and Sonic Youth. With the mini-album Love Song Duet the band's struggle between their punk instincts and their love of pop is on open display, like Bon Jovi wrapped in tinfoil, falling down some stairs.

シンセボーカルのMadca、エレクトロパッド（と生ドラムの合体型）Moririn 、ギターながらベースの音を出すTuttiからなるユニークな編成の3人組。

TOM☆CATにSonic Youthを聴かせて、泥酔気味の小室哲哉氏が参加してきたかのようなサウンドが特徴。

8 0 年代を席巻したItalo Disco ( 元祖ユーロビート）、New Order を始めとするMadchester Movement の息吹やニューウェーブパンクのエッセンス、8 0 年代のアイドルのような過剰なポップさが非常にユニークな手法で融合されている。

また、"紅一点"シンセボーカルMadcaのLe TigreやChicks On Speed等の女性エレクトロクラッシュグループに通ずるエナジー溢れる歌声とキャラクター、打ち込みを使わず全て人力による機械的でない人間味に溢れるステージングが、国籍を問わず多くのオーディエンス達に支持されている。

今夏には、異端児Dan Deaconを育んだアメリカはボルチモアのエレクトロシーンのプロモーターのオーガナイズにより、初のUSツアーを行うことが決定している。

過去には、NIRVANAの"IN UTERO"を手掛けたことなどでも知られる奇才Steve AlbiniがプロデュースしたニュージーランドのDie!Die! Die !や、今年のグラストンベリー出演を果たしたスロベニアのエレクトロヒップホップシーンのカリスマN'tokoの日本ツアーサポートを務めるなど、今後の日本国内にとどまらないワールドワイドな活動が非常に注目される。